セーハーしないFの押さえ方

セーハーしないFの押さえ方をご存知ですか?
ギターを弾こうと思い立って最初にぶち当たる壁が「F」ですよね。今も昔も変わらす何故、「F」が壁なのか?

 

 

ビートルズのレットイットビーの進行コードはざっくり書くと、C・G・Am・F・C・G・F・Cの繰り返しで、邪魔なのはFなんです。
また、イルカ、もしくは伊勢正三の「なごり雪」をコードを簡単にしてしまうカポタスをつけた場合のコード進行をざっくり書くと、C・G・Am・F・C・G7・C・G7でほとんどレットイットビーと一緒で、だからやっぱりFが登場してくるんです。

 

 

しかもほんの1か所、Fさえなければ弾けそうなのにという曲がたくさんありますから、Fという言葉を残してギターから去っていってしまう人が多いのかなと思います。

 

 

そもそもFが難しいのは、1弦から6弦まで人さし指1本でまとめて押さえるせーハが難しい。しっかり1か所押さえているつもりでも、6本の弦を押さえるのは大変です。
力任せに押さえると、その時には音が出ますが、指が固まってしまって次のコードに移れません。それではFが入っている曲は弾けません( ゚Д゚)

 

Fなしで弾ける曲で、子供の時にカッコイイと感じた曲

ちなみに、少し話がそれてしまいますが、キカイダーのジローを知っていますか?
50代以上の年代の方なら多分たいていの人が分かるじゃないかと思いますが、特撮ヒーローでキカイダーに変身する前のジローが怪人と戦う前にギターを弾きながら登場してくるんです。

 

 

ジャラ〜ンと弾いて音がするので、怪人が誰だと振り返るとキカイダーがポーズを決めて立っているんですよ。
当時は子供ながら、ギターってかつこいいと思ったんですね。

 

 

で、あのキカイダーが登場するカッコいいフレーズの曲の冒頭はAm(エーマイナー)とEm(イーマイナー)の2つのコードだけで弾けちゃうんです。
コードを1本ずつ押さえたまま1から6の順にピックで1本ずつ弾きます。
ちなみにコードをジヤラ〜ンと弾かずに1本ずつ弾くのはアルペジオと言います。

 

多くの人がFで挫折してしまう原因の解決策は?

私もでしたが、多くの人がFで挫折してしまうのは押さえられないというよりもその形にすぐに行けない、他のコードにすぐに移れないというところではないかと思います。

 

 

弾き語りの場合、弾けるか弾けないかは、結局はスムーズなコード移動が出来るかどうかですからね。
そこでその解決する方法の一つとして、Fの形に慣れてしまうという方法があります。

 

 

Fが押さえにくい理由の一つとして、ギターの弦がヘッド寄りほど硬く、ブリッジ寄りほど柔らかく感じるからです。
1や2フレットは、1本押さえるのも結構大変ですが、逆に12フレットとかは楽ですからね。

 

 

そこで、Fと同じ形を5フレットでもやってみるようにします。やるとFより随分押さえやすい筈です。
その際には、1弦と2弦、6弦のみしっかり押さえるようにします。

 

 

後はそんなに力を入れないで大丈夫です。つまり指先と指の根本だけで良いということです。
何故なら、真ん中あたりの弦は他の指で押さえているからで、Fの場合なら、3、4,5弦はセーハーで押さえられている必要はありません。

 

 

それに慣れてきたら、1フレットずつ下げていくようにします。それでも難しいなら、セーハーしない弾き方もあります。
コードの多くは1弦と5弦が押さえられていなくてもあまり影響がないので、とりあえず6弦と2弦、3弦、4弦の音さえ綺麗に出ればFは成立します。

 

 

どういう形かというと、ギターのネックをしっかり握って、6弦側から親指を突き出すようにして折り曲げ、6弦1フレットを親指で押さえ、その際に指先が5弦にも触れるようにしておきます。

 

そして、反対の1弦側から、人さし指で2弦1フレットを、薬指で4弦3フレット押さえる。
この時に1弦は、2弦を抑えている人さし指が何となく当たっているだけの筈なので、そこはそのままで構いません。

 

 

これなら小指さえ使いません。とにかくこれで一度試しに弾いてみて下さい。結構簡単に音が出る筈ですよ。
Cが弾けるような人なら、ほとんど指の形が変わらないので簡単でしょう。

 

 

もし、親指で6弦を押さえるのが難しいようなら、軽く親指を当てるだけにしても構いませんし。
最悪、それでも2弦から4弦さえ音が出れば、レットイットビーが弾けます。
他のコードのとの連携、音を綺麗に出すという点では、セーハーしないFはなかなか優れた押さえ方ではないか思います。

 

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